小児歯科によく寄せられる質問にお答えします
さいたま市見沼区の歯医者、鶴岡歯科医院の小児歯科には、お陰様で多くの患者様にご来院いただいています。そして大切なお子さんのお口の健康に関する質問を多くお受けしています。こちらでは当院に寄せられる「よくあるご質問」にQ&A形式でお答えしていますので、参考になさってください。ほかのご質問などございましたら、お気軽に鶴岡歯科医院(電話番号048-684-1811)にお問い合わせください。
安心してご来院いただくためのQ&A
- 虫歯はどうしてできるのですか?
- 虫歯の直接の原因は虫歯菌です。虫歯菌の一種、ミュータンス菌がプラークをつくり、糖分を養分にして「酸」を出して、その「酸」が歯を溶かしていくのです。そのため虫歯予防のためには、「プラークを除去すること」「糖分をお口の中からできるだけ早く取り除くこと」が大切です。そして歯科医院での予防処置も有効です。
- ケガなどで歯が抜けたときの応急処置はどうすればいいのですか?
- まず流水で軽くうがいをしましょう。そして患部を乾燥させないようにしながら、できるだけ早く歯科医院に行きましょう。抜けた歯は元の位置に戻すか、ぬれたガーゼに包んで頬と歯ぐきの間に挟んだままご来院ください。
- キシリトールって何ですか?
- キシリトールは、シラカバやカシなどの樹木や植物からつくられる天然の甘味料。糖分を含まないため、虫歯菌(ミュータンス菌)が「酸」をつくり出しません。またキシリトールにはミュータンス菌のはたらきを抑制する性質があります。キシリトール入りのガムを噛むとお口の自浄作用のある唾液が多く分泌されるので虫歯予防の効果が期待できます。虫歯予防のためには糖分を含まないキシリトールガムがおすすめです。
- フッ素は身体によくないのですか?
- フッ素は骨などに含まれる元素のひとつで、食品にも含まれています。歯質の強化のために歯面に塗布するフッ素の量は微量ですので、人体への有害性は確認されていません。安心して虫歯予防にお役立ていただけます。
- まだ乳歯があるのに永久歯が生えてきました。大丈夫でしょうか?
- 6歳前後になると乳歯は永久歯に自然に生え替わっていきます。先に永久歯が生えても、乳歯がグラついていればほとんどの場合、自然に抜けます。もし乳歯が抜けそうにない場合は、抜歯が必要かもしれませんのでご相談ください。
- 永久歯がグラついています。大丈夫でしょうか?
- 生えたての永久歯は、まだ歯根がしっかりしていないのでグラつくことがあります。やがてしっかり固定しますが、気になるようでしたらご来院ください。
- 虫歯はうつりますか?
- はい、うつります。赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいませんが、生活をしているうちにまわりの大人の唾液を介してうつるのです。虫歯菌の感染を遅らせることは将来の虫歯になりにくさに影響するといわれています。食べ物の口うつしを避け、お子さん専用の食器やスプーンを用意して、なるべく虫歯菌をうつさないように注意しましょう。
- 乳歯は生え替わるので虫歯になっても大丈夫ですか?
- 乳歯の虫歯は永久歯にも悪影響を与えます。虫歯菌が多いお口の中に生えてくるので、永久歯も虫歯になりやすくなります。また早い段階で乳歯を虫歯で失うと、顎の骨が健やかな発達がさまたげられたり、残っている歯が移動してしまったりして、永久歯の歯並びに影響することがありますので、注意が必要です。