セラミックの歯の寿命は何年|見沼区の歯医者|鶴岡歯科医院

 

前回のブログで保険の銀歯はどのくらい持つかについて書きました。読んでいただいた方は
「じゃあ自費の白い歯はどのくらい持つの??」という疑問をお持ちになるかと思います。

 

「お金をかけたんだから一生物でしょ?」
と思われる方が多いかと思いますが・・・残念ながら一生物ではありません。

 

まず、「白い歯」には、主に純粋な瀬戸物(セラミック、ジルコニア)と瀬戸物にプラスチックを混ぜたハイブリッドセラミックの2種類に大きく分けられます。

 

まず、ハイブリッドセラミックですが、これは瀬戸物にプラスチックを混ぜることで、費用を抑えて手軽に選択していただけるものです。

長所は白いことと費用が安いこと、柔らかいので対合(噛み合わせの歯)に負担がかからないことです。

短所はプラスチックが入っているため汚れがつきやすいことと柔らかいので何度も咬合しているうちにすり減ったり、壊れたりしてしまうことです。

 

次に瀬戸物(セラミック、ジルコニア)ですが、長所は白くて硬くて丈夫なことです。

とくにジルコニアは「人工ダイヤモンド」と言われているもので硬く簡単には壊れませんし、とても綺麗です。

短所はあまりにも硬いので、逆に対合(噛み合わせの歯)を負担をかけて壊したり、欠けさせてしまうことです。

 

以上のことから、定期的に噛み合わせの調整をきちんとした上でだいたい10年から15年くらいで新たに交換が必要になってきます。

 

 

一番なのは、よく歯を磨き、定期的に検診をすることでご自身の歯をきちんともたせることです。


銀歯よりも、白い歯もご自身の歯にはかないません。

 

でも、虫歯になってしまった場合、そのままというわけにはいきませんので、ぜひ、ご相談ください。